Windows10ではデスクトップの背景の色を自由に設定できないのか?
◆Windows10ではデスクトップの「色を細かくカスタマイズ」する項目が無くなった?
パソコンのデスクトップは、背景をシンプルな単色にして使っています。
Windows10にアップグレードしても、デスクトップには
デフォルトの画像を使わないで、背景を単色に変更しました。
「設定」の「パーソナル設定」の「背景」に
「背景▼」を「単色」に変えると24色のパレットが表示されて
その中から色を選べます。(下図)
このシンプルな単色の背景も良いですけど
もっと細かく「自分の好きな色にしてみたい。」ということもありますよね。
デスクトップの背景色を好きな色に設定するのはこれまで同様に
すぐにできるだろうと思っていたら
Windows10以前では確かあったはずの場所に「色をカスタマイズ」できる項目が見当たらないのです。
(下図)
調べた結果、
Windows10では「色を細かくカスタマイズ」する項目は無くなった!
ことが判りました。ないのかと思うと不満が募ります。
じゃあ全く、好きな色にはできないのかというと
そんなことはありません。ちゃんとできました。
どうやってするのか、以下の実例で紹介します。
◆Windows10でデスクトップの背景の色をRGB値で指定する
デスクトップの背景の色を「赤紫」の状態から
Microsoft Edgeのショートカットアイコンの青い色に変更したいと思います。
この青い色は調べたら、RGB値で(0,119,215)でした。
デスクトップの背景の色をこのRGB値にすると
アイコンが背景色の青に溶け込むように表示されるはずです。 (下図)
操作開始
1)「Windowsキー」+「R」を押します。
「ファイル名を指定して実行」ダイアログが表示されます。(下図)
2)次のコマンドを入力します。(下図)下のテキストをコピペして使えます。
control /name Microsoft.Personalization /page pageWallpaper
[OK]をクリックします。
3)「デスクトップの背景」のダイアログが表示されます。(下図)
下の方に「その他」という項目があります。これが探していたモノです!
コマンドで対応しないとこのダイアログは表示されないようです。
「その他」をクリックします。
4)昔からお馴染みの「色の設定」ダイアログが表示されます。
① RGB値を入力します。(赤に0、緑に119、青に215)
② [色の追加]をクリック。
③ [OK]をクリックして閉じる。
以降、「デスクトップの背景」のダイアログに戻り[変更を保存]をクリックして
操作完了。
ちょっとしたことなのに、コマンド対応しないとできないとは
以前に比べて手間が掛かることになってしまいました。
それでも無事に変更することができました。
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