こめやまのブログ

北海道オホーツク地方在住のこめやまが、北海道生活について発信するブログ

津別(北海道)クリンソウが咲き始めた

ドライブがてら津別町クリンソウを見に行きました。
6月から値上げすると聞いて、駆け込みで買ったタイヤ。
コスパがよくて評判のエコタイヤ、ダンロップのエナセーブ。
転がりヨシ!直進性ヨシ!
舗装が劣化した凸凹道でも、愛車ジムニー・シエラはとても快適走行です。
新しいタイヤは最高!

津別の市街地を外れて津別峠へ向かう道は、延々と農地ばかり。
30分ほど走ると津別峠の登り口に着きます。峠は峻険で(理由は不明ですが通行止めでした)越えた向こうは屈斜路湖です。
その津別峠の足元に町営温泉施設「森つべつ」があり、すぐそばにクリンソウの群生地があります。
津別町では観光のために原生林を整備して木道を作り、クリンソウが気軽にみられるようにしているのです。
車いすでも通行可能の平坦な木道は、歩きやすくて30分くらいでひと回りできるコースです。

この日、朝の気温は4℃。6月のこの時期、北海道にしても肌寒い。
緑深い森のなかに入ると清浄な雰囲気がありました。
清流沿いの木道はしっとりした空気で気持ちいい。

すぐに鮮やかなピンク色が見えてきました。
少し早いかと思いましたが、クリンソウ咲いていました。
原生林を縫うように清流が流れて、清流に沿って群落が広がっています。

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まだ上の方はつぼみで、咲き始めたばかりの様子です。
昨夜から小雨が降ったりして、しっとりと濡れています。
雨露で花は下向き加減。

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露出などはよくわからずに撮っていましたが
NIKON 1 J2はきれいに写してくれました。
「茎を取り囲んで何段にも重なって花を咲かせる様子が
お寺の塔の頂上にある飾りの「九輪」に似ていることから
クリンソウと呼ばれている」らしい。

平日なので人もほとんどいなくてのんびり回れました。
枯れ枝や倒木はきれいに片付いて
いつ訪れても手入れがよく気持ちの良いところです。
去年来た時は、タヌキが木道の下から突如現れて驚きました。
今年もいるかと期待しましたがいませんでした。残念。

何枚も写真を撮ったのですが何となく気に入った一枚です。
若いシダの葉がニョッキリしてカッコいい。

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大風にあおられたのか雷に打たれたのか
大木の幹が途中で折れて真っ二つになっていたり
木の根元には苔やシダがびっしり生え
古い切り株から新しい芽が伸び、木がまさに更新しようとしている様子に
長い時間をかけた森の歴史をみているような感じがしました。
今度はきのこの生える頃、紅葉の季節にも来てみよう、と妻にリクエストされました。

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